リーダーシップ研修について書いていますが、本当にリーダーシップなんてものが研修で学べるのでしょうか?
なんだか本末転倒な話ですが、研修だけでリーダーシップを獲得することは難しいと思います。リーダーシップはチームを率いる人だけでなく、人間一人一人が持つべきものの一つだとは思います。しかし、なかなか表に出てくる者ではありません。最も顕著に現れるのが、チームリーダーやビジネスで経営、プロジェクトを率いるといった場面です。
そうしたチームを率いる際にチームのポテンシャルを引き出すテクニック、コンセプト、プロジェクトの進め方といったことは研修で学べると思います。つまり、かたちあるもの、テクニックといった部分は研修で学ぶことが出来、また、研修などで学ぶべきものだと思います。
しかし、テクニックや考え方だけではリーダーシップの両輪の一つだけでしかないのではないでしょうか。もう一つ大切なリーダーシップを体現するたたずまい、雰囲気、存在感、プレゼンスといった研修だけでは学べないものが必要だと思います。
それはテクニックで得られるものではありません。心構えといった意識できるものでもないのかもしれません。もっと根源的なリーダーシップの源流となる何かです。言葉にならなくて申し訳ありませんが、リーダーシップの元があると思います。もちろん、それは最初から存在するものではないでしょう。経験から産まれてくる、研修に参加することで萌芽するものかもしれません。
リーダーシップ研修において、管理者は常にリーダーであることを認識させられます。
この管理者の責任はリーダーシップ研修における重要な項目の1つです。
リーだーシップ研修は、管理者の立場である人がいかにその役割を担う上で必要な点が多いかということを学ぶ場所といえるのではないでしょうか?
そのリーダーシップ研修で、最近多く用いられるようになったのが、NLPといわれるものです。
NLPを学ぶことでコミュニケーション能力やリーダーシップを身につけることが出来ます。
またこのNLPというものを理解して自分のものにすることがでいれば、NLPの資格を取りセミナーの開催または企業経営などを行うことができるようにり、自分の世界が広がります。
このことについては、また次回お話したいと思います。
さて、本題に戻りリーダーにとって必要な点の1つが、「リーダーならではの着眼点」にあります。
物事を定義するにはその定義する側の視点というものが大きく関係し、物を言います。
極論ではあるのですが、観測者がない物はこの世に存在しないということと同じなのです。
ということは、それくらい視点というものは重要になってくるのです。
リーダーになるからには、リーダーならではの視点や着眼点がようきゅうされ、その立場だからこそ見えるものを見ていく必要があるのです。
管理者になれば、より高い場所から物事を見ることができます。
そのために全体をしっかりと見て捉える事が重要という事になってきます。
集団の中に入るとその集団の輪郭が見えなくなってしまうということは多々あります。
しかし、その輪郭を明確にする役割なのが管理者なのです。
入れ込みすぎの場合や緩んでいる場合などそのようなときは、集団の形はとてもいびつになります。
それを修正することができるのは、管理者として全体を見渡せる人だけなのです。
また、同時にリーダーは先頭に立ち的確な判断をしなければいけないのです!
そのために常に新しいものへと向く必要があるのです。
常日頃から多くの目を求められるのがリーダーというそんざいなのではないでしょうか?
研修ではこの着眼点を鍛えることも学びます。
リーダーという存在が、リーダーシップを発揮するために必要なこと。
リーダーシップ研修では様々な角度から学びます。
最近のリーダーシップ研修で多く用いられるようになったのが、NLP。
いろんなもとは、セラピストやカウンセリングを行うような人たちを研究分析して開発したのが始まりですが、このNLPというのは日々進化をとげ、近年の最新のNLPと呼ばれるものは、心理カウンセリングはもちろんですが、販売心理学やリーダーシップといった面でもかなりの成果を上げています。
リーダーシップ研修で管理者を必要とする状況は多数学ぶことができると思いますが、その中で特に重視されるのが部下との接し方なのではないでしょうか?
部下との関係が良くなければ、リーダーシップを発揮することはできないですから、研修ではこのことについてかなり重視することになります。
部下との関係をどうやって築くか?!ということになると思いますが、何と言っても部下の話をちゃんと聞くことに尽きるのではないでしょうか?
健全かつ合理的なコミュニケーション形態が出来上がっている部署や企業はとても円滑な、そして連携のとれた作業に打ち込むことができ、企業成績も伸びます。
しかし、部下と上司の間に意識などの温度差があれば、歯抜けの歯車のような職場となることは言うまでもありません。
「部下の話を聞く機会がない!」なんて研修でよく耳にしますが、本当にそうでしょうか?
新米の管理者は自分から積極的に話かけ、自分は対話を望んでいることを表現することがとても大切です。
話しやすい雰囲気を作ることでたとえば相談を持ちかけられたり飲みに誘われたりと新たな対話の機会がうまれるのです。
このようなことを研修でお話されると、どうしても数名は「なめられたくない」と言われます。
なめられたくないという気持ちからそのようなこ行動を起こさないのはナンセンス。
ただ嫌われるだけの上司になる可能性が高いだけです。
なめられたくないのであれば、仕事上の能力でそれを見せればいいだけです。
話さないということは企業にとってはマイナスにしかなりません。
今の時代、対話が足りないというっことがいろんなところで言われています。
それは若い人たちだけに限らず年長者も同じです。
話すということで、お互いの胸の内を分かりあえるものであり仕事上でも円滑にコミュニケーションがとれるのではないでしょうか?
このようなことをリーダーシップ研修では学習します。
リーダーシップ研修においてのリーダーシップとは、リーダーシップの必要性をとくことからはじまり、
リーダーシップがどれくらい企業にとって重要なものなのかという点を理解できなければ、管理者となる資格はなく研修の意味がなくなります。
この管理するという責任の中で、リーダーシップが必須という結論が出たからこそ研修に行くわけであり、当然と言えば当然のことです。
しかし、実際のことろ、この必要性をわかってはいても深く理解していないケースが目立ちます。
研修ではこのような部分の補完を行うという意味合いもあるようです。
リーダーシップの必要性は、輪ゴムやビニールタイのようなものではないでしょうか?
輪ゴムなどの役割を持ったものがこの世になかったら非常に不便ではないでしょうか?
数多くの物をまとめるということは、非常に重要なことなのです。
実際、従業員は1人1人の存在を見ればかなり小さいでしょう。
それは大企業ならではの発想ですが、実際1人で出来ることはそう多くはないでしょう!
そこで束になるからこそ、大きな力を持って釈迦の中で活動することができるのです。
そのためには、まとめる力というものが必要になります。
ある、有名なことわざに「3本の矢」というものがあるように、1本なら折れるが3本なら折れないというものです。
これは3本の矢をうまくまとめられなければ、それは1本の矢が3つあるということだけの話なのです。
この矢をまとめるのがいわゆる輪ゴムの役割であり、それを担うのがリーダーなのです。
管理者にとって必須なのはリーダーシップという能力です。
リーダーシップのない管理者に部下がついてくるかというと、決してついては来ないですよね?!
部下のモチベーションを持続できなければその企業はおしまいで、泥舟となるのは間違いありません。
そういった意味でもリーダーシップという能力は非常に重要になり、それを鍛えるための研修が存在するのは、必然的といってもいいでしょう!
リーダーシップ研修では、一家にリーダーシップを発揮するべきかという点をしっかりと学ぶことができるのです。
しかし、この研修に通ったからといって誰にでもリーダーシップが身につくかというとそうでもないようです。
リーダーシップというのはどんな状況で必要になり、どんな要素が必要なのかという点を考えてから学ぶべきものでなければ、絵に描いた餅となってしまいます。
今回は、リーダーシップ研修でも学びますが、このリーダーシップに必要な要素についてお話したいと思います。
「旗を立てる」
「盛り上げる」
「仕掛ける」
研修でも学びますが、リーダーシップに必要な要素とは上記の3つ。
「旗を立てる」
これは目的地をしっかり見定める能力のことです。
どこに向かうべきかというベクトルを見失わないことが、リーダーにとって非常に重要な能力となってきます。
目的が分からなくなった舟は遭難するだけです。
それを防ぐのがリーダーの役目になってくるのです。
「盛り上げる」
というのは、部下のモチベーションを維持し向上させて仕事の効率を上げることが目的となります。
職場の環境をよくしたり、コミュニケーションを密にすることがあてはまり、新人や社員の育成もこの分野にはいります。
「仕掛ける」
これは能動的な活動全般をさします。
上からの指示に従うだけでは企業の成立はありません。
自分が主体的に何かを発揮するということが、リーダーにとっての課題であり使命なのです。
時その義務がリーダーにはあるのです。