リーダーシップ次第で成果が変わる。
成果とはあなたの会社、部署、チームの成果です。
そして、ここでいう成果とは業績です。
あなたのリーダーシップ次第で業績が変わります。
ところで、あなたは、部下やチームメンバーに対して、
どのような質問を投げかけていますか？
ここでは、質問の力についてご紹介します。
質問というと、そんなの簡単だと思うかもしれません。
そうなんです。質問はだれでも簡単にできます。
では、もしも、このようなことができたらいかがでしょうか？
・部下のものの見方、考え方が変わる質問
・チームメンバーのまとまりが強くなる質問
・相手の心の持ち方が変化する質問
・行動に変化を生み出す質問
・結果的に成果を高める（変える）質問
そして、小手先ではなく、深いレベルから変化を生み出す質問です。
それをNLPやコーチングの世界では「パワフルクエスチョン」と言います。
パワフルなクエスチョンとは、
あなたがリーダーシップを取る立場であれば、
部下やチームメンバーの思考、行動、方向性を引き出し、
部下やチームメンバーの内側からの変化を起こす質問です。
つまり、通常の質問と比べると、
質問が生み出す成果の大きさと質が違います。
例えば、
あなたの部下が、営業成績が伸びないことを理由に、
気持ち的に塞ぎこんでいるとします。
（自信を失って、思い切った行動がとれなくなっているとします）
こんな時、あなたはどのような言葉をかけますか？
もちろん、詳細な情報がございませんので、
簡単に答えをだすのは難しいかもしれません。
それでも、何か一言、
パワフルな質問をするとしたら、いかがでしょうか？
（リーダーとして、リーダーシップを取っている
状態をイメージして声をかけてみましょう。）
一例をご紹介すると、
「あなたの成果を止めているものは何ですか？」
あるいは、
「あなたの行動を止めているものは何ですか？」
と聞くこともできます。
大切なのは、たった一言で、相手の中で気づきや変化を生み出す、
相手に合わせた質問を生み出すことです。
リーダーシップを取る人間の質問一つで、
部下やチームメンバーの思考、行動が変わり、
より高い成果をだすことができます。
頷き一つで人は魅了されます。
落ち着きのある頷き、包み込む頷きは、大きな安心感を与えてくれます。
コミュニケーションにおいて、この人は話しを聞いてくれていると伝わります。
優れたリーダーシップをとるリーダーは、頷き上手です。
多くの場合、意識して頷き方を練習しています。
練習した結果、自分のあたり前になっています。
実は、頷きの効果と重要性はNLPでも学びます。
NLPのコミュニケーションスキルの中にミラーリングがあります。
ミラーリングは、相手の身体の動かし方に動作を合わせるスキルです。
そこで頷きを合わせると、人は随分と話しやすくなることが分かるのです。
あなたがコミュニケーションにおいて、チームメンバーに安心感を与えたいなら、
意識的に頷きを使うことをおすすめします。
さらに、リーダーシップに優れたリーダーは、相槌も上手です。
相槌はコミュニケーションを盛り上げます。
相槌には感情が乗るからです。感情が乗った相槌は心地良いです。
もっと話を聞いてもらいたくなります。
頷きずも相槌も、チームメンバーを話しやすくします。
それぞれだけでも話しやすくなりますが、同時に使うと、相乗効果で話しやさを感じます。
リーダーシップ研修に参加すると分かるのですが、結果を出している人ほど、
細部へのこだわりがあります。頷きや相槌を磨くのは、細部へのこだわりです。
コミュニケーションの相手が、話しやすい・心地良い状態を作るというこだわりです。
こうしたこだわりと、日々の積み重ねが磨きをかけます。
全ての面において言えることですが、優れたリーダーとしての世界権や雰囲気をつくります。
リーダーシップは、細部へのこだわりと日々の積み重ねなのです。
「実は・・・」と言いやすいかどうかが、リーダーシップでは求められます。
リーダーシップ＝コミュニケーション能力と言える部分があります。
当然、結果を出すこと、能力・スキル・知識・知恵に対する信頼も大事です。
けれど、それ以上に大切なのはコミュニケーション能力です。
以前に、コミュニケーションとは、あなたそのものと話しました。
チームメンバーが心を開くか、開かないか。
実は・・・と大事なことを話しやすいのか、クレーム直前まで知られないようにするかは、
リーダーの生き方に関係しています。
リーダーがチームメンバーに目を向けているかどうか、興味を持っているかどうかが、
コミュニケーションにおける観察力と感覚の鋭敏さにつながります。
NLPには、キャリブレーションと感覚の鋭敏さという言葉があります。
キャリブレーションとは、観察力のことです。感覚の鋭敏さは柔軟性と気づく能力です。
キャリブレーションと感覚の鋭敏さをたとえるなら、
チームメンバーの昨日と今日の違いに気づけるかどうかです。
昨日と今日の違いは、表情・態度・仕草・目などに出ます。
そこから、リーダーであるあなたが何を考えるかです。
疑問を持って声をかければ答えてくれるでしょう。
そんなリーダーに、チームメンバーはついてきます。
では、キャリブレーションや感覚の鋭敏さはどのように身につけるのでしょうか？
使うのが一番です。ただし、人を観察するには、相手への興味が必要です。
チームメンバーに対して、誰にどうなって欲しいのか？
それを描いているリーダーは、チームメンバーにフォーカスしています。
描いてなければ、自然と自分よりになります。
コミュニケーションはあなたの生き方そのものです。
心を開けるリーダーは話せるリーダー。
チームメンバーは、心を開けるリーダーを求めています。
本当に必要な時に、心を開いて相談したいのです。
もちろん、いつでもざっくばらんに話せたらいいなと考えます。
リーダーシップ研修は、いろいろなことを同時に学びます。
研修時間には限りがあります。いくつかのことがひとくくりになります。
ところが、コミュニケーションは細部に本音が宿ります。
ちょっとした仕草が、チームメンバーにとって話しやすく、話しにくいのです。
心を開けるリーダーは話せるリーダーというのは、チームメンバーの解釈です。
ちょっとした違いで誰もが話しやすい人になれます。
NLPでは、傾聴というコミュニケーションスキルを学びます。
傾聴は、話に耳を傾いけるスキルです。チームメンバーの話を聴きます。
傾聴している時は、傾聴することがリーダーシップです。
傾聴している時に、導こうとしません。それはリーダーシップではないのです。
話に耳を傾けることは、チームメンバーの心に耳を傾けることです。
話を真剣に、大切に聞いてくれる相手に人は心を開きます。
心を開きながら、自分の胸の内を話してくれます。
これは自己開示している状態です。
自己開示した相手に人は信頼を寄せ、
一度話しにくいことを話した相手には心を開きます。
そんなリーダーが近くにいるだけで、安心感があるのです。
これは、見えないリーダーシップなのです。
ところが、見えなくてもチームメンバーは信頼を寄せています。
NLPなどでは、コミュニケーションスキルとして教わる傾聴ですが、
スキルであり、リーダーの生き方を反映しています。
生き方の姿勢が、聴き方に影響します。
コミュニケーションとは、あなたそのものです。
リーダーシップ能力を身につけるために、何をしたらいいのか？
という視点で、基本的なことをご紹介していきます。
ここでは、リーダーシップに関する、
具体的なノウハウや考え方ではなく、必要な要素について
ご紹介していきます。
・それにより、リーダーシップ研修で学んだことを活かすことができ、
・これから学ぶリーダーシップ研修の内容を活かすことができ、
・その他の研修などで学ぶことをリーダーシップに活かす
ということができるようになります。
では、その為に何をしたらいいのでしょうか？
そこで学ぶべき重要なことは、適切に考えるための
ものの見方・考え方・ノウハウやスキル・具体的な事例です。
（考え方の中には、人間心理についても含まれています）
では、どうして、「ものの見方・考え方・ノウハウやスキル・具体的な事例」を
学ばなければならないの？という視点で、話を続けたいと思います。
実は明確な理由があります。
結論ですが、その場、その状況にあった最適な解を得るためです。
学問と違って答えはありませんので、ベストなアイデアや取り組みを
生み出していくことが大事になります。
そして、ベストなアイデアや取り組みは決して１つではありません。
ですので、その場・その状況にあったものを生み出せるように、
結果を出すための最適な材料が必要です。
それが、「ものの見方・考え方・ノウハウやスキル・具体的な事例」です。
そのような視点で、リーダーシップ研修に参加すると、
受け取れるものも、思考も変わります。
もしも、あなたが優れたリーダーを目指すなら、
NLPのモデリングを使うと、より短時間で効果的に変化できます。
リーダーシップ研修でもお聞きになったことはあると思います。
リーダーシップ能力を身につけたい・高めたいならば、
優れたリーダーに学ぶのが一番早いと。
なぜかといえば、NLPのモデリングでは、
学ぶ際にどこに着目すると良いのかを学ぶことができるからです。
では、優れたリーダーからあなたがリーダーシップを
学ぶ時に、NLPのモデリングを使うとどうなるかをお伝えします。
＜NLPのモデリングで着目する点＞
・身体の使い方
⇒どういう気持姿勢で行動するか
⇒どのような手順で行動するか
⇒何をするか
・フォーカス（どこに意識を向けるか）
⇒どんな時に何を考えているか
⇒なぜ、どうのように考えているか
⇒なにを大切にしているか
⇒どこに着目しているか
・信念・価値観
⇒どのような信念を持っているか
⇒どのような想いを持っているか
このような部分に目を向けて、優れたリーダーから学びます。
それにより、あなたはポイントをしっかりと押さえて理解して、
実践することができます。
もう少し簡潔にまとめると、NLPのモデリングをする時は、
・メンタル面
・フィジカル面
・ストラテジー
・フォーカス
について着目し、情報を収集し、実践します。
NLPのモデリングを他の視点から考えると、
結果を出すときには、先程の４つのポイントを押さえる必要があります。
それだけで、あなたの成長・進化・変容とそのスピードが高まります。
普段、当たり前に行なっている仕事の中に、見直すものがある。
そして、見直すことで、あなたの仕事のレベルが大きく高まります。
では、具体的な話に入りましょう。
リーダーシップ研修をテーマにしていきます。
リーダーとして、数年間の経験や実績を持っている方の話です。
彼は、いつも真剣に仕事をし、学び、仲間と接して、会社内の誰よりも、
自分の仲間を大切にして、フォローをしていました。
しかし、ある時に気づきました。
きっかけは、全国にある支店のマネージャーが集まった時のことでした。
リーダーシップに関しての会話になり、仲間の育成・モチベートなどの
話になり、トップマネージャーとの会話の中で、自分との差を感じたそうです。
そして、次のように言われたそうです。
「僕はできるだけ、日常的に当たり前にやっていることを
見直すようにしています。例えば、リーダーシップをするにあたり、
自分はコミュニケーションについて、しっかり学んだことはあったのか？など」
そして、コミュニケーションについてしっかりと学ぶ為に、
NLPを学んだり、コミュニケーション講座に参加して、知っているようで、
知らないことや、できているようで、できていないことを知り、
レベルの低い自分に衝撃を受けながらも、学び実践したそうです。
この話から学べることは、当たり前に経験の中でできていることに
疑問を投げかけ、見直すということです。その道の一流のものを
学んだことはあるのか？
学んでいないなら、学ぶことで一段も二段も上のステージに立つことができます。
今の自分の状態を知っていますか？
知ることからベストな改善が始まリます。
リーダーシップ研修でも学ぶことがあるかもしれません。
何かを改善する際に、どうするのがベストでしょうか？
では、その点についてお話していきます。
多くの結果を出している人達に共通しています。
それは、「見たくない現実を見る」ということです。
そして、見たくない現実とは、今のあなたを知るということです。
次にどうすると思いますか？
それは、あなたが望んでいる結果を出している人や、
あなたが結果を出したいと考えている業界で結果を
出している人を観察することです。
そして、どうして結果をだすことができるのか？
という視点で相手を観察し、自分と比べてみます。
比べることで、今の自分をより明確に知ることができます。
ただし、リーダーシップでもそうですが、本当に優れた人
から学ばなければ意味がありません。
といいましたが、お伝えしたいことは、
あなたが今の自分を知り、うまくいっている人と自分を比べて、
比較しての違いを認識して、改善に活かすということです。
あとは、リーダーシップであれば、リーダーシップにおいて、
結果の出せる方法や結果を出せる方法を知っている人に学んで、
実践しながら、自分のものにしていくことです。
その結果、最初は新しいことを身につける苦しさがあるかもしれませんが、
確実に、あなたの力になり、人間的にも、スキルとしても、
大幅にレベルを上げることにつながっていくはずです。
結果の違いや人間的な魅力の違いを生み出しているものは何でしょうか？
今回は、そのような視点から、リーダーシップ研修を見ていきたいと思います。
ところで、あなたは、どうしてリーダーシップ研修を受けたいと思ったのでしょうか？
・結果のため
・自分を変えるため
・行き詰まっているから
色々とあるかと思います。
では、リーダーシップ研修に何を求めていますか？
もしも、本当の意味でリーダーシップを取り、
結果を出していきたいと思うのであれば、
今回の内容は、あなたの力になるのではないでしょうか？
では、今回のテーマです。
本質的な本質的な物の見方、聞き方、感じ方、気づき方、考え方などを
学ぶことで、力をつけることができる。ということです。
ある商売人であり、成功している方は次のようにお話されています。
画期的なアイデアやノウハウよりも、適切な物の見方、聞き方、感じ方、
気づき方、考え方身につければ、いつでも、それを生み出すことができる。
お伝えしたいのは、より適切で、よりベストなものを学ぶことで、
結果を出せる力が見についてくるということです。
もしも、リーダーシップ研修を教える立場の方、
学びに行く方は、このような点を意識して、
まずは、頭の中により適切なものをインプットして行きましょう。
その結果、リーダーシップを発揮しやすくなります。
その結果、あなたの成果や成長だけでなく、仲間や部下の方の
成果や成長にもつながります。
なぜならば、あなたが教えるからです。
リーダー研修の中で教わるかどうかは、その内容によりますが、
人間的な魅力とリーダーシップには、密接な関係があります。
・仲間の可能性を引き出すリーダー
・チームを一丸にすることのできるリーダー
・皆が支えたくなるリーダー
どれにしても、人がついてきて、仲間同士が
一枚岩になることができるものです。
そこには、仕事ができるということ以外の要素があります。
それは、人間的な魅力です。ところで、人間的な魅力とは、
どこから生まれてくるのでしょうか？
それは、人との関わりの中で磨かれ、育まれていきます。
多くの人との関わりや、仕事でのお客様との関わりなどから、
プラスもマイナスも含めて、感情的な体験と、そこからの
学びの量が、その人の魅力を高める要素になっています。
もちろん、人間関係のみの話しではありません。
しかし、直接的か、間接的に関係しています。
何かのために行動している時に、漠然と行動している時
よりも、経験の密度が大きく変わります。そこには、
感情的なゆらぎや葛藤が生まれますので、尚更です。
では、どうしたら人間的な魅力を身につけることができる
のでしょうか？それは経験です。ただし、今この瞬間から
変わりたいということであれば、次のことを行ないましょう。
１、リーダー研修でもやると思いますが、理想のリーダー像を描く
２、理想のリーダー像に近い人や尊敬している人をモデリング
そして、それを繰り返していく中で、内面からも外側からも、
リーダーに相応しい人間的な魅力が育まれていくのです。
しかし、一番はモデリングと学習と経験です。
